↑ 1988年1月に撮影された194th FISのF-4D/65-0646。もう既にエジプトⅠと言われるスキームの機体が仲間入りしていた。
↑ 1989年11月に撮影された194th FISのF-4D/66-7698。1977年頃は、嘉手納基地の第18戦術戦闘航空団(18th TFW/12th TFS)で活躍していた機体である。
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2019年にフニュ君達とスターウォーズキャニオンに行った際に前日に泊まったモハーベのホテルから中央アメリカ最高峰マウント・ホイットニーが展望できたが、この山の反対側にフレズノ空港があり、地図上では非常に近い位地にあったのだ。但し山脈を抜ける道は無く、迂回して行けば、かなりの距離があったので行くことを諦めた。そこには、美しデザインの「舞い降りる鷲」を尾翼に入れたF-15C/D戦闘機がまだ現役で飛んでいる。カルフォルニア州空軍のジェット戦闘機はF-106デルタダートを使っていた頃に、カルフォルニア州旗のヒグマと赤白のデザインを尾翼に移植して、航空マニアから絶大な人気があった飛行隊である。残念ながらファントム時代は、マーキングの低迷期にあたり、あまり人気が無かったが、渡辺明氏のコレクションから貴重な写真を何枚かご紹介していきたい。(2023年9月 記)
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↑ 1988年1月に撮影された194th FISのF-4D/65-0779。飛行隊のインシグニアをそのまま尾翼に書き込んだスタイルで、あまり人気のあるマーキングとは言えなかった。カルフォルニア州旗をデザインしたF-106時代が余りにも美しく人気もあった為、落差を感じたマニアが多かったはずである。F-16以降、マーキングは再び素晴らしいデザインを採用しリベンジしていく。
F-4D 194th FIS / California ANG
(F-4D 1983~1989)
↑ 1989年6月に撮影された194th FISのF-4D/66-8817。恐らく退役後の姿で、フレズノで一時保管の後にアリゾナの航空機集積所へ運ばれて行ったはずである。
Wings
↑ 1986年4月に撮影された第194迎撃戦闘機中隊((194th FIS)のF-4D/66-8728。青いラインのにカルフォルニアのネームが入ったこのマーキングはf-106時代の初期の塗装を継承したタイプで、すっきりして非常に好感が持てたが、1985年のティンダル空軍基地で開催されたクーパー・フラッグ迎撃演習参加後、適宜↓写真のマークに塗り替えられ、あまり長い時間は使われなかったようである。
↑ 1989年11月に撮影された194th FISのF-4D/66-7487。このグレーの機体は、そのままニューヨーク州空軍に移管され、1年余りで退役したと記録されている。
↑ 1990年5月に撮影された194th FISのF-4D/66-8817。アーマメントボックスの部分は、白地に赤枠で非常に判り易い。機体はD型のブロック-33